インターネットの夢をもう一度

メインのブログの方が、雑記帳のような内容を描きにくくなってきたので、もっと気軽に書くためにこの第二ブログを開設したと自分で宣言しておきながら、なんだかすっかり更新が滞ってしまっている。これでは意味がない。反省して、本日からまた量産していこうと思う。

 

2017年が始まって、もう1ヶ月半がすぎたが、丁度昨年の今頃に書いた文章やら日記やらを振り返ってみて、当時考えていたことがものすごく陳腐化していることに気づき、自分でも驚いてしまった。トランプ大統領誕生というのも、もちろんその強烈な一つだが、それだけではない。自分が描いていた将来の展望についても、当時と今とでは根幹の部分が変わってしまった気がする。

 

もちろん必ずしも悪いことばかりではない。どうにも行き詰まって見えて、打開策などどう考えても出てこないと思われた問題にも、なんらかの解決の糸口が見つかる等、明るい未来を描くための材料もちゃんと出てきている。

 

特に自分にとって、この数年、いわゆる『インターネットの夢』、すなわち、インターネットで大組織と個人のパワーバランスが個人の方に傾き、世界中の一人との交流が活発になり、様々な問題が透明な場で議論されて世界は良い方向に行く、というような夢が、実現するどころか、そのまったく反対の方向に向かってしまったと考えざるをえないことは痛感の極みだった。

 

インターネット導入によって、プレーヤーは変わったが、勝ち組である大組織は益々巨大化し、富は上位階層に集中し、ネットのイジメ、炎上、サギ、最近ではフェイクニュース等、次々におかしな問題が出てきて、収拾がつかなくなってきている。

 

だが、それも、ブロックチェーンの導入で、インターネット2.0、と言えそうな未来にやっとリアリティを感じることができるようになってきて、再びインターネットの夢を再構築できるかもしれないと思えるようになった。まだ障害はものすごく多いとは言え、昨年の今頃ではまだ、今ほど確信が持てる状態ではなかった。だが、わずか1年間で自分のマインドもリセットに近い変化を遂げることになる。

 

昨年初めくらいには、もう自分のような個人が発信することには限界がきているし、他の多くの論者を向こうに回して、新しい切り口など先んじて見つけていけることは難しいと内心考えていたのだが、今は少し違う。これほどの変化の時代なればこそ、自分のようなものでも発信できる余地はあり、価値をを感じてもらえる発信は、工夫次第でいくらでもできると思えるようになった。

 

まあ、それは実際の発信で証明するしかないわけだが(もちろんそれほど簡単なことだとは思っていないが)、チャレンジしていこうという意欲は掻き立てられている。乞うご期待、と言っておこう。